とても必死

　姉貴と二人で始めてアップルパイなるものを作りました。推定年末に貰ったと思われる林檎がたくさん残っていたので……ジャムではそんなに量を食べられないだろうから、だったらパイにしちゃえば良くね？ってことで。
しかし1枚だけ焼いたところで消費しきれる林檎の量じゃなかったので、じゃあ祖母ちゃんところに持ってくように2枚作るかーということになって、林檎をしょりしょりしょりしょり……姉貴が手伝ってくれないので一人で8つ分剥いてスライスしました。因みに姉貴は剥いた林檎を横から食ってました。おのれ！ヽ(`Д´)ノ
んで剥いた林檎を、砂糖と混ぜながら只管煮詰める。すごい量の砂糖を使ったので甘い香りにむせ返りながら、煮詰める。半透明になったらレーズン突っ込んで、冷めたらレモン汁とシナモン混ぜるってことなので、とりあえずレーズン加えて冷めるのを待つ間に土台を作る。冷凍パイシートなる便利なものを棒で伸ばしていくわけですが、これがまた歪になること。綺麗に四角く伸びでくれればよいものをー。
まぁでもなんとか型にあわせて敷き詰めて、水分取る用のクッキーも敷いたし林檎も冷めたし、さぁオーブン温めて焼くぞーとなりまして。歪に伸びたパイシートを細く切って網目状に被せて縁取りもしていざオーブンへ。
そして僕らは焼き始めてから気付いてしまったのだ。

林檎にレモン汁とシナモン混ぜるの忘れてたということに…！

しかしもうオーブンの中だしそもそも既に林檎の上にパイ被せちゃってて退かせないしで、結局そのまま焼きました……焼いてる間に残り半分にはちゃんとレモンとシナモン足しましたけど。いやまさかアップルパイでシナモン忘れるとかそんな事態が起こるとは！いや忘れてたの私ですけどびっくりですよ！やっぱり初めてやることには失敗って付き物ですよねぇorz
因みに2枚目の祖母ちゃんのとこに持ってく予定のものは足りてない材料がないか確認してから格子の網目も繊細に、まさしくプレゼント用という仕上がりになりました。焦げ目もいい感じについたので割りと満足。

　まぁ、初めて作ったにしては美味しくできたと思いますし、ちと柔らかくなってしまった林檎もたくさん使えたしで、なかなか良かったのではないかと自画自賛しておるところです。
でももし次に作ることがあるならば、絶対にシナモン入れるのを忘れてなるものかと決心しているのです。次回まで覚えていられるかどうかなんて知らない！
さて、祖母ちゃんは美味いと言ってくれるのか……。