うざ…い、です、よ？

　伯母からよくメールが来るのです。内容なんて実にどうでもいいこととかが、よく。いや、向こうが好意で送ってくださるのも解ってはいるんですけどね、日頃自分が携帯を何か用があるときにしか使わない所為か、返事に困るんですよね。
というか新聞くらい私も読んでますからいちいち言われずとも…みたいな。もともと、……まぁ世代の差もありましょうが話のあう人でもないので――そんなこと言ったら同世代でも少ないけどさ！――、ほんとに困る。うん、どう返すべきなのか途惑う。
しかしそんな「うざったいです(’A`)」という内容で送る訳にもいかないので、ああでもないこうでもないと悶々としながら考えるわけです。課題やってるときでも卒論やってるときでも本読んでるときでもゲームしてるときでも、それを中断して！
基本的にそんなに時間おかずに返信してたものだから、答えに困る内容貰ってから放置してたら督促状ってわけでもないけど、返信こないけどどうしたの内容失礼だったよね怒った？って……怒るっていうかまぁ余計なお世話だよと思った、まぁうん、ぶっちゃけ思ったさ。返信するにしてもどうやって書いたらいいのかさっぱりだったよ。なんで私の事を貴女の息子に相談せにゃならんのさ。従兄殿に言うくらいなら友人に聞いてもらうから余計な心配なんてして下さらなくて結構、とまじで思ったよ。
でもそんな内容で送れる訳もなく放り出した形になってましたよ、確かに。それについて後から失礼だったよねと言われても困りますわ。
心配かけてる私が悪いんだとは思うけれど、伯母のメールに素直に返せるようならそもそも心配かけるハメにもなってなかったって話なんですけどね。原因が自分にあるのはわかってるんだけど、うざい。うざった過ぎる。猫被ってるだけで別に私いい子ちゃんじゃないから、疲れるんですよね、本当に。　でも猫被ってる私としてはそんな事いえないし？　もう少しで付き合いが終わるわってんなら構わないんだけど、親戚ですしねぇ。唯一の従兄殿の母御ですから？　どちらかが死ぬまで切るに切れない縁があるんですよね。あーぁ……ほんとにうざったいなぁ…。最初から猫なんて被らなきゃよかったのかしらね。
ていうかいや最初はそんなつもりなかったんだけどな。今までの私だったらそういう風には言わなかったな、だからこういう言動取ったほうがいいかな、で来ただけですけどね。それが存外疲れる事だと知ったときにはもうなんていうか、どうするにも疲れるだけって事態に陥ってた訳だ。情けない話ですわー。まぁ中身がこんなんになってきたの大学入ってからだからー、それ以前からの付き合いの人の前だと猫被らずにいることの方が厄介になっていてー。
イメージとかまじうざいっすね。